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はじめに
ようこそ、夜社へ。今夜は『BLって気になるけど、用語が分からなくて作品を選べない』というお気持ちでお越しですね
『受け』『攻め』『リバ』『A×B』……。検索してみると、知らない言葉がずらっと並んでいて、何から読めばいいか分からなくなる。私も最初、まったく同じところでつまずきました
今夜は、BLを楽しむときに最初に出会う言葉と、ざっくりしたジャンルの分け方をご案内しますね。『知らなくて当たり前』『初心者だから恥ずかしい、なんてことは絶対にない』ところからお話しします
詳しいところは、ヨミちゃんに聞きましょう。ヨミちゃん?
ふむふむ、新しいお客さんやな。『はじめてのBL』案内は、ワイの得意分野やで。ほな、社務机から書物を引っ張ってくるさかい、ちょっと待っとき
章1:まずはここから — 「受け」「攻め」「リバ」
1-1. 「受け」と「攻め」って何ですか?
ほな、いちばん最初に出てくる言葉から行こか。BLでは、男性同士のカップルを書くとき、二人に『役割』のような呼び方をすることが多いんや
役割というと、少し堅い感じがしますね
ま、ふんわり言うとな、
- 攻め(せめ):カップルの中で、リードする側/能動的な側
- 受け(うけ):カップルの中で、受け止める側/感情を表現する側
こういう関係の呼び方や。身体的な関係の役割を指すこともあるし、それ以上に『性格やキャラクター性の役割』を指すこともあるんが、BLのおもしろいとこやな
『この人は攻めっぽい』『こっちは受けかな』というのは、読者がキャラクターを見て自然に感じる印象、と言えるかもしれません
そういうこっちゃ。例えば、年上で落ち着いてて引っ張る方が攻め、年下で素直で振り回される方が受け……みたいな『定番』はあるけど、最近の作品は、そういう型にハマらないキャラの組み合わせがすごく増えてるんや
1-2. 「リバ」「総受け」「総攻め」って何ですか?
『リバ』という言葉も、BLを調べているとよく見かけますよね
『リバ』は『リバーシブル』の略や。同じカップルの中で、攻めと受けの役割が固定されていない/場面によって入れ替わる関係のことを指す。AがBを攻めることもあれば、BがAを攻めることもある、っていうイメージやな
役割が固定されている方が好きな読者さんもいれば、リバが好きな読者さんもいる。どちらがいい・悪いではなくて、好みの問題ということですよね
そういうこっちゃ。あとな、似た言葉で『総受け』『総攻め』っていうのもある。
- 総受け(そううけ):あるキャラクターが、複数の相手それぞれに対して『受け』で描かれる作品
- 総攻め(そうぜめ):あるキャラクターが、複数の相手それぞれに対して『攻め』で描かれる作品
これは『一対一のカップル』ではなくて、一人の主役を中心に、いろんな相手とのエピソードがある作品でよく使われる呼び方や
『この主人公が、いろんなキャラクターに大事にされる物語が読みたい』というときに、『総受け』というキーワードで探すと見つけやすい、ということですね
そういう探し方ができるのが、用語を知っておくメリットやな
章2:カップリングの書き方と、ジャンルの全体像
2-1. 「A×B」って何の記号?
次にな、BLを探してると『A×B』っていう書き方を見かけるはずや。これはカップリング、つまり『どのキャラとどのキャラの組み合わせか』を表す表記なんや
『×(かける)』が、お二人の間に入っているのですね
そうや。そして大事なんは、順番に意味があるっちゅうこと。ふつうは、
- 左側(×の前)= 攻め
- 右側(×の後)= 受け
の順で書くんが、BL界隈の昔からのお約束や。例えば『A×B』なら『Aが攻め、Bが受け』っていう意味になる
順番が変わると、意味も変わってしまうのですか?
ええ質問や。そこがけっこう大事なとこでな、『A×B』と『B×A』は、別のカップリングとして扱う読者さんが多いんや。同じ二人の組み合わせやけど、どちらが攻めかが入れ替わるから、別物として捉える文化があるんやな。これを『逆カプ(ぎゃくカプ)』って言うたりもする
同じ二人でも、関係の見方が変わると、別の作品として楽しむ読者さんがいる、ということですね
そういうこっちゃ。最初は『そこまで気にする?』って思うかもしれんけど、好きなカップリングができてきたら、自然と『この向きが好き』っていう感覚が分かってくるはずや。急いで決めなくてええで
2-2. ジャンルの全体像 — どんな世界がある?
BL作品は、舞台や設定でジャンル分けされていることが多いです。代表的なものを並べてみますね
ざっと挙げるとこういう感じや。全部試す必要はないで。気になるジャンルから1作ずつ手に取るんが、いちばんええ選び方やからな。
① 学園もの
- 高校・大学などが舞台
- 王道の青春・初恋もの/部活・幼なじみ要素
- 「最初の1冊」に選ばれやすい入口ジャンル
② サラリーマン/オフィスもの
- 会社が舞台/上司×部下/同僚同士
- 大人の恋愛・落ち着いた関係性が描かれやすい
- 20代後半〜の読者に人気
③ ファンタジー/異世界
- 魔法・剣・王侯貴族・人外(獣人・吸血鬼など)
- 設定が自由なぶん、関係性のバリエーションが豊富
- 『なろう系』に慣れてる方は入りやすい
④ 現代もの/日常もの
- 普通の街・普通の生活が舞台
- ご近所さん・カフェ店員・隣人など、距離が近い関係
- 派手さよりも丁寧な感情描写が中心
⑤ 歴史もの/時代もの
- 江戸・大正・近代ヨーロッパなど
- 身分差・時代の制約が物語を動かす
- 重厚な人間関係を読みたい方に
『どれが正解』はないさかい、書影や試し読みを見て『これ気になる』って思ったものから手に取るんがおすすめや
私は最初、学園ものから入って、そのあとファンタジーに広がっていきました。ジャンルを増やしていく感覚は、読書の楽しみそのものですね
2-3. ハッピーエンド(HE)と「メリバ」
もうひとつ、BLを選ぶときに知っとくとええ言葉がある。ハッピーエンド/メリバや
メリバ……?
『メリーバッドエンド』の略や。物語の終わり方の表現でな、
- ハッピーエンド(HE):二人が結ばれて、明るい未来が描かれる終わり方
- バッドエンド:別離・死別・破局など、悲しい終わり方
- メリバ(メリーバッドエンド):『見方によっては幸せ/見方によっては悲しい』、解釈が読者に委ねられる終わり方
メリバはな、読者によって受け取り方が変わるから好き嫌いが分かれる。重い読後感が苦手な方は、最初は『HE作品』とはっきり書かれているものを選ぶんが安全やな
『泣ける作品が読みたい気分のときはメリバを』『ほっとしたいときはHEを』と、自分の気分で選び分けられるのも、慣れてきたあとの楽しみ方ですね
章3:実用編 — 初心者が「最初の1冊」を選ぶときのヒント
3-1. 失敗しない選び方の3ステップ
ほな、いざ作品を選ぶときの実用的なコツを3つにまとめるで
① ジャンルから絞る(学園・現代・ファンタジーなど)
『なんとなく気になるジャンル』を1つだけ決めてみてください。最初から複数欲張ると、どれを読めばいいか迷ってしまいますから
② レビューより「試し読み」を信じる
電子書籍サイトには、ほとんどの作品に試し読みページがあるんや。レビュー評価は人によってバラつくから、自分が試し読みで『この絵柄/文体好きやな』と感じたかを信じる方が早い
同じジャンルでも、絵柄や文章の雰囲気は作家さんごとに全然違いますよね。試し読みで『あ、これ好き』と感じた作品は、最後まで楽しめる確率が高いです
③ 「HE(ハッピーエンド)」と書かれた作品から始める
最初の1冊は、HE作品から入るのがおすすめや。読了感がよくて『次も読みたい』って思える可能性が高いさかいな。重い作品はちょっと慣れてからでええ
3-2. 「自分は受け派?攻め派?」決めなきゃダメ?
Twitter(X)や交流サイトで『受け派/攻め派』と分けて話している方を見かけて、『自分はどっち派と決めるべき?』と悩む方もいらっしゃるかもしれません
ハッキリ言うとくな。決める必要なんてゼロや。
『受け派/攻め派』というのは、『どちらのキャラに感情移入しやすいか』という個人の好みであって、誰かに申告するもんでもないし、ずっと固定するもんでもない。作品ごとに違うキャラに感情移入してもええし、リバが好きでも全然ええ。BLは『こう読まなあかん』っていう正解がない世界やからな
『派閥に入らなきゃ仲間外れになる』なんてことは、まったくありません。誰にも言わずに、自分のペースで読み続けるのも、ひとつの楽しみ方ですから
3-3. どこで読むのが安全?
BLを読み始めるときの『どのサイトで読むか』も、大きなテーマです。これは別記事で詳しく整理しているので、ぜひそちらも併せてご覧くださいね
『無料で全話読める』って広告は、ほぼ違法サイトと思って避けるんが鉄則や。正規サイトで読むんが結局いちばん安全で、作家さんの応援にもなる。Renta!やコミックシーモアあたりが、女性向け作品に強い王道サイトやな。詳しくはこっちで案内しとるさかい、見てみ
→ 内部リンク:Renta!・コミックシーモア・DMMブックス — 女性が初めて使う電子書籍サイトの選び方
【Renta!リンク】
【コミックシーモアリンク】
よくあるご質問(FAQ)
Q1. 「腐女子」って自分で名乗らないといけないの?
いいえ、まったく必要ありません。『腐女子』は、もともとBL読者の一部が自虐的な自称として使い始めた言葉です。今はBL読者全員を指す呼び方ではなく、自分で気に入って使う方だけが使う言葉、という位置づけですね
他人を『腐女子やろ』と決めつけて呼ぶんは、本人が望まへん限りは失礼にあたる。自分は使わなくてもまったく問題ないで。BLが好きなだけで、何かの呼び方を背負う必要はないからな
Q2. BLとTL、どう違うんですか?
ざっくり言うとこうや。
- BL(Boys’ Love):男性同士の恋愛・関係性を描く作品
- TL(Teens’ Love):男女の恋愛で、感情・関係性も丁寧に描かれる女性向け作品
どちらも『女性向けに作られた恋愛もの』っていう点は同じやけど、登場人物の組み合わせが違う。両方好きな人もいるし、片方だけが好きな人もいる。これも好みの問題や
TLについては、別の記事で詳しくご案内しています。気になる方はぜひそちらも覗いてみてください
Q3. 「逆カプ」が苦手な人がいるのはなぜ?
同じ二人のキャラでも、攻めと受けが入れ替わると『関係性の解釈』がガラッと変わるからな。自分が好きな関係性を大事にしたい読者ほど、逆カプを別物として区別するんや。これは『悪いこと』じゃなくて、好みのこだわりっちゅうやつや
初心者のうちは『同じ人なのに何が違うの?』と思って当然です。読み続けていくうちに、自然と『この向きが好き』という感覚が育ってきますから、急がなくて大丈夫ですよ
Q4. メリバや重い作品は避けた方がいい?
最初のうちは、避けて大丈夫です。『ハッピーエンド』『HE』と明記された作品から入ると、安心して読了できます
重い作品にも独特の魅力があるんやけど、入口で重い作品を引いてしまうと『BLってつらいかも』っていう印象が残ってしまうことがある。慣れてから少しずつ手を伸ばすのがおすすめや
Q5. 自分が好きなジャンル・カップリングが分からないときは?
3〜5冊くらい違うジャンルを試し読みしてみるんがいちばん早い。電子書籍サイトの試し読みは無料やから、お財布も痛まへんしな
『学園ものを1冊・現代ものを1冊・ファンタジーを1冊』と試してみると、『あ、自分はこの空気が好きなんだ』と気づく瞬間があります。『調べる』より『試す』方が、答えが早く見つかりますよ
Q6. 周りにBL好きの友達がいないんですが、楽しめますか?
もちろんです。BLは『一人で楽しむ趣味』として完結します。誰かと感想を共有しなくても、十分に楽しめるジャンルです
もし話したくなったら、X(旧Twitter)の感想タグや、レビュー投稿欄で交流するのも一つの手や。ただし、『仲間を作らないと楽しめない』ってことは絶対にないで。一人で読書を楽しむ自由は、いつでも自分の手の中にある
おわりに
いかがでしたか?最初の言葉のハードルが、少しでも下がっていれば嬉しいです
もう一度だけまとめると、
- 受け/攻め:カップルの役割の呼び方。性格や関係性も含めた幅広い意味で使われる
- リバ:役割が固定されないカップル
- A×B:左が攻め、右が受け(順番に意味あり)
- HE/メリバ:終わり方の表現。最初はHE作品から
- ジャンル:学園・サラリーマン・ファンタジー・現代・歴史 など
知らない言葉が出てきても、焦らないで大丈夫です。読んでいるうちに、自然と分かるようになりますから
BLは、『こう読まなあかん』っていう正解がない世界や。自分のペースで、自分が好きな作品を選んで、自分の言葉で楽しめばええ。誰かに評価されるためにやることでもないし、誰に認めてもらう必要もない。夜社は、それを応援する場所やで。
次にお越しいただくときは、ぜひ『今夜は学園もの』『今夜はファンタジー』と、ジャンルから選んでみてくださいね。今夜はお越しいただき、ありがとうございました
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出典・参考
- pixiv百科事典「受け」「攻め」「リバ」「カップリング」項目(2025年閲覧)
- Renta!公式サイト ジャンル分類(運営:株式会社パピレス)
- コミックシーモア公式サイト ジャンル分類(運営:NTTソルマーレ株式会社)

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